~消滅時効の援用で失敗しないために知っておきたいこと~
借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。「時効の援用」とは時効の完成によって、利益を得る人(債務者)が、時効の完成を主張することです。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
「あんしんはしんわ」をキャッチコピーにしている「しんわ」。同社の特徴・主要取引先(貸主)の情報を紹介しています。
福岡に本社を置くしんわの創業は昭和42年で、設立は平成4年。大阪にも支店を持っているクレジット会社です。以前は信和クレジットという会社名で運営していたこともあります。
担保も保証人も不要なしんわローンや事業者ローンといった商品を取り扱っており、消費者金融および事業者金融が主な業務内容です。「あんしんはしんわ」というキャッチコピーでCMが流れていたのを覚えている方もいるでしょう。その後、平成18年に過払い金返還を命じる最高裁判決を受けています。
現在は10~20年前の古い債権においても、勤務先や携帯電話などに連絡する徹底した回収業務を行っているようです。
しんわから届く書類として多いのが以下の3タイトルのものです。
督促状には「分割の相談や支払い方法の相談に乗るから連絡するように」という記載があり、連絡がない場合は法的措置を検討するというものが多いとのことです。
強制執行予告通知書は、「督促に応じてないため、期日までに支払いがない場合は強制執行する」と記載し、連絡を促す内容です。特別措置のお知らせは「支払いに関して特別に相談に応じるので連絡するように」という文面と連絡期日が書かれているようです。
こちらから連絡して分割払いの依頼などの相談をしてしまうと、債務承認の意思表示とされ時効が中断する可能性があります。そうなると、せっかく時効が経過していても、時効の援用手続きに着手できなくなってしまいます。
もし、しんわから上記のようなタイトルの書類や連絡があった場合は、支払いに応じたり、示談書にサインしたりするなどの債務承認にあたる行為は絶対に避けることです。
まず行うべきなのは専門家に相談すること。時効を正確に把握し、時効の援用手続きを取る、時効が経過していない場合、代わりに交渉してもらうのが良い方法です。
しんわは、以下2つの事業を行っている債権回収会社です。
商号 | しんわ株式会社 SINWA CO.,LTD. |
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会社設立日 | 平成4年10月 |
営業許可年月日 | 記載なし |
許可番号 | 福岡財務支局長(10)第00108号 |
資本金 | 38億5,952万円 |
株主 | 記載なし |
特集!時効の援用でまず相談したい頼れる専門機関リスト
弁護士費用 1社3万9,800円(※1)
弁護士費用 1社または2社の場合 11万円
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.公式HPで価格の記載を確認できませんでした。