~消滅時効の援用で失敗しないために知っておきたいこと~
借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。「時効の援用」とは時効の完成によって、利益を得る人(債務者)が、時効の完成を主張することです。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
長野県を営業エリアとしていた消費者金融の債権回収を行なっているコムレイドについて、会社の特徴や通知書が届いたときの対応、基本データを紹介します。
コムレイドは1977年に設立され、東京都品川区に本社を構える会社です。
以前は株式会社ティーシーエムとして長野県を中心に営業していた消費者金融ですが、現在は貸金業を廃業しており、過去の貸付金の管理回収を行なっている「みなし貸金業者」の1つ。債権回収を行なっている会社のなかには他社から債権を買い取っているところもありますが、コムレイドでは自社保有債権の管理回収業務を行なっているのが特徴です。
コムレイドは社名変更を繰り返しており、株式会社ローンズナガノから株式会社ティーシーエム、そして現在の株式会社コムレイドに変更されています。また、2001年に消費者金融のドゥーイングを吸収合併しており、過去にローンズナガノやティーシーエム、ドゥーイングで借り入れたことのある方に、コムレイドから支払いを求める通知書が届いているようです。
長期間に渡って返済をしていない借金に関する通知書がコムレイドから届いた場合、慌てて連絡をせずに時効の可能性を検討しましょう。
通知書に記載されている「約定返済日」から5年以上経過していれば、借金の時効を主張できる可能性があります。ただし、時効になっているにもかかわらずコムレイドに連絡をして今後の返済の相談や借金の一部返済、和解書にサインなどをしてしまうと、時効が中断されることがあるので注意が必要です。
借金の時効を成立させるには時効の援用の手続きを行なう必要があり、手続きしないままだと借金はなくなりません。支払いを放置し続けることで裁判を起こされる可能性もあるため、通知書が届いたらなるべく早く時効の援用の手続きを取りましょう。
時効の援用の手続きには法的知識が必要となるので、弁護士や司法書士に相談するのが確実です。時効の条件を満たしていない場合でも、借金問題に詳しい弁護士や司法書士に頼ることで1人で悩むよりも解決へと近づきやすくなります。
コムレイドは、以下の事業を行っている債権回収会社です。
商号 | 株式会社コムレイド |
---|---|
会社設立日 | 昭和52年7月7日 |
営業許可年月日 | 記載なし |
許可番号 | 記載なし |
資本金 | 5,000万円 |
株主 |
特集!時効の援用でまず相談したい頼れる専門機関リスト
弁護士費用 1社3万9,800円(※1)
弁護士費用 1社または2社の場合 11万円
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.公式HPで価格の記載を確認できませんでした。