~消滅時効の援用で失敗しないために知っておきたいこと~
借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。「時効の援用」とは時効の完成によって、利益を得る人(債務者)が、時効の完成を主張することです。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
大阪市に本社を構えて債権回収を行なっているギルドについて、会社の特徴や通知書が届いたときの対応、基本データなどを紹介します。
株式会社ギルドは、大阪市に本社を構える債権回収会社です。
もともとは消費者金融業者アイフルの子会社であるハッピークレジット株式会社という名前でしたが、2004年に山陽信販株式会社と株式会社信和と吸収合併し、商号をトライト株式会社へ変更。その後もトライト株式会社から株式会社ヴァラモス、さらに2012年2月27日に現在の株式会社ギルドへと商号を変更しています。
過去にハッピークレジットや山陽信販、信和、トライトで借り入れをして今も完済していない場合は、株式会社ギルドから通知書が送られてきたり電話がかかってきたりする可能性があります。次々と社名を変更している会社なので株式会社ギルドという社名に覚えがないと思うかもしれませんが、通知書が届いたら放置せずに適切に対応しましょう。
ギルドから通知書が届いたら、まずは心当たりがある借金かどうかを確認しましょう。
通知書を無視してしまうのは、ギルドから裁判を起こされて口座が凍結になったり利息が発生したり、と悪い結果につながりかねません。そのため、支払いが難しくてもまずは内容を確認し、次に時効の可能性を検討することが大切です。
弁済期から5年以上経過している場合は、消滅時効を主張できる可能性があります。通知書は借金が時効になっていても送られてくるため、通知書が届いたからといって借金を無効にする時効の援用を諦める必要はありません。
また、通知書が届いたことで焦ってギルドに連絡してしまうと、債務承認と受け取られて時効が中断する可能性があるので避けましょう。借金取り立てのプロに個人で対抗するのは難しいため、連絡すべきは弁護士や司法書士といった法律のプロ。時効の援用を行なうにしても手続きには法的知識が必要になるので、弁護士や司法書士に頼るのが安全です。
ギルドは、以下の事業を行っている債権回収会社です。
商号 | 株式会社ギルド GUILD Co., Ltd. |
---|---|
会社設立日 | 記載なし |
営業許可年月日 | 記載なし |
許可番号 | 記載なし |
資本金 | 記載なし |
株主 | 記載なし |
特集!時効の援用でまず相談したい頼れる専門機関リスト
弁護士費用 1社3万9,800円(※1)
弁護士費用 1社または2社の場合 11万円
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.公式HPで価格の記載を確認できませんでした。