ばっちりわかる!

時効の援用の
基礎知識

借金には時効があり、条件をクリアした上で時効の援用(じこうのえんよう)という手続きをすれば、消滅時効の制度により返済義務を無くすことができます。

このサイトでは、時効の援用を成立させるための条件や、手続きの方法、頼れる法律機関などの情報をまとめています。わかりやすさを心がけて解説していますので、借金問題に悩まれている人は、ぜひ参考に読んでみてください。

時効の援用を成立させるための条件

時効の援用は、手続きをすれば必ず成立する、というわけではありません。大まかに、以下のような条件をクリ アする必要があります。

最後に借金の支払いをしたときから5年以上経っていること。

まずは借金の時効の期間ですが、貸主が法人だった場合は5年です。多くの方は法人から借金をしているかと思いますので、さしあたり5年と考えて問題はないでしょう。ただし、飲食代・ホテル代等は1年、医療費は3年など、ものによっては少し短くなる場合もあります。
自分が何に当てはまるかわからない人は、一度借金問題に強い専門家に相談されてみることをおすすめします。

貸主から訴訟や差し押さえなどのアクションを受けていないこと。

支払い督促や訴状が届いてしまっている場合は注意が必要です。書類に対する返答には期限がありますが、これを無視してしまうと時効の中断は確実となります。
このような場合も、置かれている状況ごとに柔軟な対応が必要となりますので、速やかに専門機関に相談されるようにしてください(司法書士事務所も法律事務所も、相談だけなら無料のところが多いです)。

借金の事実を貸主に認めていないこと。

気を付けたいのが、時効が中断されてしまうケースがあること。それが、貸主から何らかの法的アクションがあったこと、もしくは自分で借金があることを認めてしまうことです。気を付けたいのが、時効が中断されてしまうケースがあること。
時効の援用を成立させるために気をつけておきたいのが、時効そのものが中断されてしまうケースがあることです。貸主から何らかの法的アクションがあった場合や、自分で借金があることを認めてしまう場合が挙げられます。とくに支払い督促や訴状が届いてしまっている場合は要注意。書類に対する返答には期限はあるものの、これを無視してしまうと中断は確実です。

時効の援用の意志を貸主に示すこと。

貸主に時効の援用の意思を示すことが、時効の援用の手続きです。大まかに以下のような3つの手続き方法があります。まず1つ目は、自力で必要書類を作成して、手続きまで行う方法。2つ目に、必要書類は行政書士に作ってもらって、手続きを自分でやる方法。そして、弁護士や司法書士に必要書類から手続きまでの全てを任せ方法です。それぞれの違いを理解しておきましょう。

知っておきたい3つの手続き方法

時効の援用の手続きには、弁護士/司法書士にすべてを任せる・必要書類を行政書士に作ってもらうという3つの方法があります。

手間の少なさ 確実さ 安さ フォロー
弁護士に頼む場合
司法書士に頼む場合
行政書士に頼む場合

時効の援用を成立させるためのポイントとは

時効の援用の必要書類の書き方は、ネットなどで調べればわかります。そのため、費用を抑えるために自分だけで手続きを進めようとする人も少なくありません。
しかし、時効の条件を満たしているかどうかの確認や、貸主とのやり取り等の手間、失敗した場合のリスク等を考えると、必ずしも安上がりな方法とは言えません。
不用意に貸主にアプローチしてしまうことで、寝ている虎を起こすことにもなりかねないからです。また、もしそうなった場合、身を守る手段がありません。
法律が絡むことには、可能な限り専門家に間に入ってもらう選択をするべきでしょう。
ちなみに、法律の専門家といえるのは、司法書士と弁護士。
行政書士は、書類作成の代行はできますが、依頼者の代理人にはなれません。
また、司法書士が代理人になれるのは、任意整理だと債権額が140万円までという制約があります。

時効の援用に必要な手続き

時効の援用措置を受けるためには、「時効援用通知書」を作成し、送付する必要があります。

これは自分で作成して送ることも可能ですが、法律上きちんと通用する通知書を作成するために、プロに依頼する人がほとんどです。主に弁護士、司法書士、行政書士に書類作成を依頼しますが、それぞれ手続き上行える作業が異なります。

ここでは各専門家の手続きにおける違いについてご紹介します。

行政書士に手続きを依頼する

行政書士は、書類を作成することが仕事であり、逆をいうと書類作成以外の業務を行なうことができません。行政書士は、「時効援用通知書」の作成のみを行います。

時効援用の手続きを行なうことができるかを調査する、債権者とのやり取りを代理するなどの対応はできないため、それらの対応が必要となる場合はすべて自分で行なうことになります。

また、借りに時効援用の手続きをしても完了できなかった場合には、債務整理など他の方法で借金を整理しなければなりませんが、行政書士ではこれらの対応ができないので、別に弁護士や司法書士を探して依頼しなければなりません。

司法書士に手続きを依頼する

司法書士も、時効援用通知書の作成をすることはもちろん可能です。

さらに、借金が140万円以内であれば、時効援用通知書の作成から発送まで一連の手続きを代行できることに加え、債権者とのやり取りを司法書士が行うなどといった代理業務も行えます。

仮に債権者が時効援用の効果について債権者が裁判を起こすなどの対応に出た場合も、借金が140万円であれば司法書士が代行して裁判に対応してくれるので、借金が140万円であれば司法書士に依頼するのがベストだといえます。

弁護士に手続きを依頼する

弁護士は、時効援用通知書の作成から発送まで一連の手続きを行なうことができるのはもちろん、債権者のやり取りを代理することも可能です。

さらに、借金の金額に制限がないため、いくらの負債を抱えてしまっていても、弁護士であればどのケースにも対応できます。

債権者が裁判を起こした場合も、借金がいくらであっても代理で対応してもらえるので、負債が大きい人や、時効援用の手続きができるかどうかを確認した上で手続きしたい人など、行なう作業が多い人は弁護士に依頼するのが適しています。

頼りになる
弁護士事務所・司法書士事務所の一覧

東京スカイ法律事務所のホームページ

引用元https://www.tsky.jp/

東京スカイ法律事務所

弁護士費用 1社3万5,000円

  • ・借金問題の解決力に定評がある
  • ・対応スピードが早く、口コミ評判も高い
  • ・24時間365日相談を受け付けている
  • 所在地:東京都中央区八重洲2丁目5−8
  • 電話番号:0120-050-590
公式HPで詳細を見る
アディーレ法律事務所のホームページ

引用元http://www.adire.jp/

アディーレ法律事務所

弁護士費用 1社4万4,000円~

  • ・所属弁護士が約140名の大手事務所
  • ・債務整理依頼者の顧客満足度97.5%
  • ・Pマークを取得して個人情報保護を徹底
  • 所在地:東京都豊島区東池袋3丁目1−1 サンシャイン60
  • 電話番号:0120-431-213
公式HPで詳細を見る
ふづき法律事務所のホームページ

引用元http://yamashita-law.net/

ふづき法律事務所

弁護士費用 1社3万9,800円(※1)

  • ・時効の援用に関する弁護士費用が明瞭かつシンプル
  • ・借金に関連する電話相談は何度でも完全無料
  • ・実質初期費用0円で債務整理に対応
  • 所在地:東京都新宿区新宿2丁目16−6 新宿イーストスクエアビル 8F
  • 電話番号:03-6686-6155
公式HPで詳細を見る
自由が丘法律事務所のホームページ

引用元https://www.jiyugaoka-law.com/

自由が丘法律事務所

弁護士費用 1社または2社の場合11万円

  • ・債権者数別にきめ細かく費用を設定
  • ・最長18ヶ月までの分割支払いに対応
  • ・個人や中小企業を対象とした身近なトラブルに強み
  • 所在地:東京都世田谷区奥沢2丁目17−15
  • 電話番号:03-6421-3429
公式HPで詳細を見る
黒川司法書士事務所のホームページ

引用元http://www.kaiketu-saimuseiri.jp/

黒川司法書士事務所

司法書士費用 3万8,500円

  • ・任意整理・過払い請求に強い
  • ・業界最安レベルで依頼を請け負っている
  • ・平日22時・土日も12時まで相談を受け付けている
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷3丁目7−3 第 1 野口 ビル 5階
  • 電話番号:03-6419-7494
公式HPで詳細を見る
ベストファーム司法書士法人のホームページ

引用元http://www.bestfirmgroup.jp/

ベストファーム司法書士法人

司法書士費用 3万9,800円(※1)

  • ・司法書士や行政書士など士業法人が集うグループ企業
  • ・福島の地元密着型で債務整理は1万件の実績
  • ・土日祝日も含めて借金問題の無料相談に対応
  • 所在地:東京都千代田区飯田橋4丁目7−1
  • 電話番号:03-3261-5375
公式HPで詳細を見る
  • 所在地:東京都港区芝5丁目26−30 専売ビル 7階
  • 電話番号:03-3453-3121
  • 所在地:※2020年に破産
  • 電話番号:※2020年に破産
  • 所在地:東京都港区西新橋1丁目20番3号 虎ノ門法曹ビル 9階
  • 電話番号:03-5501-2461
  • 所在地:東京都港区新橋1丁目7−1 近鉄銀座中央通りビル5 階
  • 電話番号:03-6263-9944
  • 所在地:東京都世田谷区成城2丁目37−7 NEXUS成城B
  • 電話番号:03-5727-8355
  • 所在地:東京都台東区東上野1丁目13−15 アーバントップビル
  • 電話番号:0120-978-695
  • 所在地:大阪府大阪市東住吉区駒川3丁目12−5
  • 電話番号:06-6628-6202
  • 所在地:兵庫県川西市2丁目2−15 サカネビル3F
  • 電話番号:072-756-7510
  • 所在地:東京都豊島区池袋2丁目58−2‐1001
  • 電話番号:03-5944-9952
  • 所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目19−11 セピアビル
  • 電話番号:0120-839-744
  • 所在地:東京都町田市中町1丁目17−11 吉原学園ビル4F
  • 電話番号:0800-805-4095

※1.2021年10月時点で、公式HPで価格の記載を確認できませんでした。

※価格は、2021年10月の情報です。

法律の専門家に相談・依頼するのがベスト

時効の援用の必要書類の書き方は、ネットなどで調べればわかります。そのため、費用を抑えるために自分借金で悩んでいる人にとって、第三者に打ち明け話をするのは中々デリケートな問題です。精神的にも不安でしょう。

ここで取り上げた各司法書士事務所・弁護士事務所は、借金問題に強いと評判のところばかりです。相談すれば、必ず親身になって対応してくれるはずです。失敗のリスクが小さくない時効の援用だけに、本当に頼れる事務所で手続きの相談をされてみてください。

時効の運用を行う前に知っておきたい注意点

借金を帳消しにできる時効の援用ですが、条件を満たしていないと失敗するケースが少なくありません。そこで、援用する前に知っておきたい注意点をまとめました。

注意!

時効が中断
されることが
ある!

返済していない期間が5年を超えていても、以下2つのケースに当てはまると時効が認められないことがあります。

1,貸主に裁判を起こされた・差し押さえをされた場合
住民票を移さず、夜逃げをすれば大丈夫と思われがちですが、裁判所からの通知が届いていない(貸主が住所を知らない)場合でも裁判を起こせます。自分が知らない裁判が起こされていても、時効期間は0からカウントしなおさなければいけません。
2,借金したことを認めた場合
例えば、「1円でも支払う」「来月返済しますと言った」など、些細なことでも借金を認めたとみなされます。
ただし、貸主が裁判所から支払い督促を行った場合は、14日以内に異議申し立てをしないといけません。最悪の場合、差し押さえになって時効期間が延びてしまうので、不安なときは専門家に相談した方が安心です。

注意!

時効の援用権
が喪失する
ことも!?

時効期間を満たしていても、以下2つのケースに当てはまると、時効だと認めてもらえない場合があるので注意してください。

1.時効援用通知は「配達証明付き内容証明郵便」で送る
「配達証明」と「内容証明」の両方を組みあわせた、「配達証明付き内容証明郵便」で時効援用通知を送付しないと、裁判になった時に証拠として認められないことがあります。
2.時効期間を過ぎても、返済してしまうと時効の援用権が主張できない
例えば、貸主から数百円~千円単位を支払うようにと通知が届き「この金額なら…」と返済してしまうと、その支払日から5年間、時効の援用ができません。消費者金融などでは、時効の援用をされる前にわざと少額の返済をさせようとする業者もいるようです。

時効になる期間ってどれくらい?

消費者金融やクレジットカード、銀行からの借金は5年で時効を迎えます。他にも、ホテルや飲食店の代金は1年、給料や商品の売掛金は2年、医療費は3年、個人(家族・恋人・知人など)からの借金や裁判での判決・和解・調停の場合は10年となります。
「自分の借金がどれに当てはまるのか判断しにくい…」という人は、専門家に相談することをおすすめします。時効期間前に手続きをしてしまうと、貸主からの取り立てが増えたり、時効が成立しないように裁判を起こされたりする可能性もあるので、自分で手続きする人は十分注意してくださいね。

※参照元:法テラス(https://www.houterasu.or.jp/app/faq/detail/00773

時効の援用にかかる費用の相場

時効の援用の手続きにおいて、弁護士や司法書士、行政書士に依頼する場合、当然ながら費用がかかります。

代行できる業務の違いからもわかるように、もっとも費用が安いのは行政書士です。その次が司法書士、もっとも費用が高くなるのは弁護士に依頼する場合となります。

行政書士の場合、書類作成のみの対応となりますので、費用の相場は8,000円から25,000円ほどが相場のようです。司法書士の場合は、30,000円からの場合が多く、債権者とのやり取りが発生するかなどによって費用が変わってきます。

弁護士に依頼する場合は、やはり対応する内容によって費用が変わってきますので、見積もり次第というところが大きいですが、法テラスに依頼した人で、45,000円前後だったという人もいるようです。

時効の援用のメリット・デメリット

メリット
  • 借金が帳消しになる
  • 時効が成立した場合、債権者から借りていた借金だけではなく利子も払う必要がありません。

  • 手続きが比較的容易である
  • 時効の援用は内容証明郵便で「事項援用通知書」を一通送ることでできます。

  • 信用情報に傷がつかない
  • 時効の援用により、ローンやクレジットカードの審査に通らなくなってしまう信用情報に傷はつきません。

デメリット
  • タイミングを誤ると時効が成立しない
  • 時効が成立する前に時効の援用の通知を債権者に送ると、これまで権利を主張していなかった債権者の催促につながってしまう可能性もあります。

  • 時効が成立しなかった場合の損害賠償金を払う必要がある
  • 時効の成立する期間を待つ必要があり、成立しなかった場合、その期間の損害賠償金を払うこととなります。

  • 過払い金の返済請求ができなくなる
  • 過払い金の返済請求は完済から10年の経過が必要です。もし、返済要求をした場合は借金を認めることとなり、時効は成立しません。

時効援用の失敗事例と失敗しないための秘訣

時効の援用は、他でご紹介しているように最後の返済から5年以上経過していることが条件となります。手続きを行なう前に、必ず時効となっているのかを確認することは必須です。

また、債権者から裁判を起こされていた場合には時効は10年に伸びますので、時効になっていると思って手続きをしても、時効の援用が成立しない可能性もあります。

時効だと思っていても、督促状に裁判を起こされているような記載がされている場合もあります。

このように、「最後の支払いから5年は経っているけれど、時効が成立するか不安」という人は、まず自分の状況がどのような状態かを正確に確認することが重要です。

とはいえ、実際に裁判を起こされているのかどうかを自分では判断できない、かといって債権者に連絡をするのは抵抗がある、という人も多いでしょう。

負債が多い人ほど、あの債権者の借金は時効だと思われるが、この債権者の借金がどうなっているかわからないなど、それぞれの債権者との状態が入り混じって確認できない場合もあるかもしれません。

時効援用通知書を作成することは個人でもできますが、ほかにどのような対応が必要になるかわからず、そこで最適な対応を取れることが大切です。一連の対応をすべて依頼できる専門家に依頼することが、手続きに失敗しないポイントだといえます。

借金が140万円以内であれば司法書士でも可能、140万円以上であれば弁護士に依頼をし、何かあってもすべて代理で対応してもらえるような体制を整えておきましょう。

特に債権者が法的措置に出ているかもしれないと考えられる場合には、自分1人では対応できませんので、弁護士に相談の上対応を委ねることが最善の策だといえます。

時効の援用に関するよくある疑問

どんなときに時効の援用が認められるの?自己破産との違いって何?ここでは、時効の援用に関するよくある疑問についてまとめました。借金問題に悩まれている人は、自分のケースにあてはまりそうかを確認してみてください。

時効の援用が成立したあとの信用情報はどうなる?

「クレジットカードやローンを組めなくなるのはイヤだ…」そう考えて債務整理を踏みとどまっている人は多いのではないでしょうか。

時効の援用後の信用情報の行方は、各信用情報機関によって異なります。記録自体が削除されるところもあれば、「契約終了」「貸し倒れ」という情報が掲載される場合もあります。ネガティブな情報が残ったままだと将来ローンなどの審査に落ちてしまう可能性もあるため、専門知識を持たないままに自力で手続きするのはおすすめできません。

>>「時効の援用」成立後の信用情報について詳しく知る

債権の時効期間は【借入先】によって異なる?

銀行や消費者金融、信用金庫など、借金の借入先によって債権の時効期間に違いがあることをご存知でしょうか。時効期間が決まるポイントは大きく分けて2つあります。1つは貸した側が「個人」「商人と見なされる法人」のどちらか。そして、借りた側が商用・営業目的に借金をしたかどうか、という点です。

ただし、これらの参考を目安に債権の時効期間を安易に自己判断してしまうのは良くありません。時効を主張する前に、時効期間に影響を及ぼす「時効の中断」「時効の停止」についても知っておきましょう。

>>借入先の時効期間がどのくらいかをチェックする

連帯保証人にも時効の援用は適用される?

債務者とともに借金の責任を連帯する「連帯保証人」にも時効の援用は有効です。ただし、「時効の中止」や「時効の中断」が行使された場合にはその限りではありません。債務者と連帯保証人との関係性について基礎知識をおさえながら、連帯保証人が時効の援用を主張する場合、どのような点に気を付けなくてはならないかを知っておきましょう。

また、主債務者が時効の援用を行使した場合にも連帯保証人の支払い義務がなくなるのか、連帯保証人が時効の援用を行使した場合に主催者側の借金はどうなるかについては、こちらを参考にしてください。

>>連帯保証人の時効の援用について詳しく知る

自己破産と時効の援用の違いとは

「借金を返さなくても良くする」という点では同じですが、自己破産が「破産を自ら宣言する」のに対し、時効の援用は「制度を利用することを相手に報告する」点で違いがあります。自己破産と時効の援用それぞれのメリット・デメリットを含め、新たな借入ができなくなるのか、他人に知られることはないのか、などの気になるポイントについて詳しく解説しています。

自分、または身近な人の借金をどのように整理するのが最適か、方法を決めかねている人はこちらを参考にしてみると良いでしょう。

>>自己破産と時効の援用の違いについて詳しく解説

時効の援用後でも住宅ローンは組める?

時効の援用をして信用情報機関の信用情報が更新されれば、時効の援用後も住宅ローンを組める可能性があります。ただし、消滅時効が成立するにはさまざまな条件があり、これらをクリアしなくてはなりません。

また、信用情報機関のなかでもJICCに登録している業者からの借金であればすぐに情報は消えますが、そうでない業者であれば5年間は情報が残る可能性があります。時効の援用後に住宅ローンを組む詳しい流れについては、以下のページを確認してみてください。

>>時効の援用後に住宅ローンを組む方法とは

時効の援用が失敗したらどうしたらいい?

時効の援用を行使するために自分から債権者に連絡を取ると、時効の援用が失敗してしまうリスクが高いためおすすめできません。時効の中止や時効の中断の条件である「借金の返済義務を認めた」ことにつながってしまうからです。時効の援用が失敗してしまった際には任意整理や個人再生、自己破産といった手続きを行います。

以下では、時効の援用で失敗する代表的な原因を挙げながら、具体的な失敗の事例をまとめました。正しい知識を身につけておき、慎重に行動を起こしましょう。

>>時効の援用が失敗する原因・失敗したときの解決方法とは

任意整理後に時効の援用はできる?

任意整理で和解が成立したあとも支払いを滞らせた、または任意整理後も借金が残ってしまった場合も、時効の援用が適用される可能性はゼロではありません。ただし、任意整理後に「時効の中断」が発生していないかという点に気を付ける必要があります。

任意整理後の時効の援用はどんなケースに適応するのか、実際に任意整理後に時効の援用が成功した事例を見ながら、時効の援用をさまたげる「時効の中断」について、詳しい知識を身につけておきましょう。

>>任意整理後に時効の援用が成立する事例とは

時効の援用ってそもそも何?

時効の援用とはそもそもどのようなものかというと、借金の時効を成立させるための手続きのことです。借金には法律で時効が定められており、時効期間が過ぎている借金については帳消しにできます。

ただし、借金の時効は自動で適用されるものではなく、時効を成立させるには貸主に対して時効の成立を主張しなければいけません。また、借金を返済していない状態が一定期間継続している必要があります。時効の援用を成功させるために知っておきたい、手続きの方法や時効期間についてまとめているため、参考にしてください。

>>時効の援用とはそもそも何かについて詳しく知る

時効の援用に求められる条件

消費者金融やクレジットカード会社、銀行などから借りたお金の時効期間は、基本的に5年です。ただし、時効期間が10年になるケースもあるほか、時効期間がいつから起算されるのかは返済日の設定の有無によって異なるなど、時効成立の条件がややこしい点に注意する必要があります。

また、時効期間まで返済しなければいいという簡単な問題でもなく、時効が中断されるケースがあることも留意しなければいけません。時効の援用の成立に必要な条件や時効が中断されるケースについて見ていきましょう。

>>時効の援用に求められる条件について詳しく知る

時効の援用にはどのぐらいのお金が必要?

時効の援用の手続きには「自分で書類を作成・送付する」「法律の専門家に依頼する」の2つの方法があり、それぞれで必要な費用が異なります。

自分で書類を作成して郵送する場合、基本料金・一般書留料金・内容証明料金・配達証明料金が必要です。専門家に依頼する場合は、行政書士や司法書士、弁護士など相談先によって費用が変わってきます。

専門家への相談で一番安く済むのが、行政書士への相談です。ただ、行政書士が請け負うのは書類作成の代行のみのため、貸主とのやり取りは自分で行なわないといけません。司法書士や弁護士なら貸主との交渉を含めて時効の援用の手続きを丸投げできるので、費用はかかりますが一番安全な方法と言えるでしょう。

時効の援用は成立させなければ意味がないため、安さだけで選ばずに確実性・安全性を考慮して検討することが大切です。

>>時効の援用に必要な費用相場について詳しく知る

時効の援用って失敗することもあるの?

時効の援用が成立すれば借金を帳消しにできますが、失敗するケースもあります。

時効の援用で失敗しがちなケースとして多いのが、法的知識がないまま自分で解決しようとしたパターン。交渉する相手は借金回収のノウハウを持ったプロなので、法的知識のない個人が簡単に太刀打ちできる相手ではないことをしっかり留意しておかないといけません。

過去の失敗事例を紹介しているため、先人から学んで自身の借金問題の解決に生かしましょう。

>>時効の援用の失敗事例について詳しく知る

支払督促が届いたらどうすればいい?

裁判所から支払督促が届いたら、速やかに対処しましょう。

考えられる対処法としては「支払督促の内容通りに返済する」「異議申立書を提出して裁判を行なう」の2つ。返済が難しい場合は、後者の異議申立書を提出して裁判を行なうことになります。

支払督促が届いたことでパニックになってしまう人もいるかもしれませんが、どうしていいのか分からず放置してしまうのだけは絶対に避けましょう。何の対応も取らないまま14日以上が経過した場合、給与や財産の差し押さえを受ける可能性があります。

どうしていいのか分からないときは、弁護士や司法書士など法律の専門家に相談して今後の対応のアドバイスを仰ぐのがおすすめです。

>>支払督促が届いた場合の対応方法について詳しく知る

時効の援用にデメリットってある?

借金を帳消しにできる時効の援用は夢のような解決方法に一見思えますが、デメリットがあることも考慮したうえで検討しなければいけません。

時効の援用に伴うデメリットとしては「失敗のリスクがある」「債権者に連絡先を知られる」「時効が中断する可能性がある」「過払い金の請求ができなくなる」など。それぞれのデメリットの詳細をまとめているため、時効の援用を検討している人はぜひ参考にしてください。

>>時効の援用に伴うデメリットについて詳しく知る

訴状が届いたときの対応法とは?

借金の支払いが滞った状態が続くと、裁判所から訴状が届く場合があります。

訴状が届いた場合の対処法として押さえておきたいのが「訴状の期日確認」「弁護士を探す」「第1回口頭弁論日に裁判所に出頭する」の3点。訴状を無視した場合、訴状の内容に異議がないと判断されて不利な結果になりかねないので放置は絶対に避けましょう。

特に時効の援用を主張したい場合は、答弁書を作成する必要があります。法的知識がないまま答弁書を作成するのは難しいため、時効の援用を主張する・しないにかかわらず、訴状が届いたら早めに弁護士に相談するようにしましょう。

>>訴状が届いたときの対応法について詳しく知る

住所を変更すれば借金を踏み倒せる?

借金の返済に悩んでいる人のなかには、引越しで住所を変えてしまえば借金の取り立てから逃げられると考えている人もいるかもしれません。けれど、引越しをしても債権者に新しい住所がバレる可能性はかなり高く、それどころか住所変更の手続きをしたことで督促が再開してしまうことも…。

住所変更しても新しい住所が債権者にバレる理由や引越し以外で督促を止める方法について紹介します。

>>住所変更後でも身バレする理由について詳しく知る

債権者の会社名が分からなくても時効の援用はできる?

長いこと借金を返済していない人のなかには、借りた相手の会社名を忘れてしまったというケースは意外と少なくありません。時効の援用は借入先に内容証明を郵送する必要があるため、送り先となる会社名は必須の情報です。

ただ、なかには会社名が分かる郵便物や資料が手元に残っていないという人もいるでしょう。債権者の会社名を調べる方法について紹介しているため、時効の援用の手続きをとる際の参考にしてください。

>>会社名が分からない時の時効の援用手続きについて詳しく知る

時効の援用を成功させるには?

時効の援用の手続きをとるからには、絶対に成功させたいもの。借金に悩む日々からさよならするためにも、時効の援用の成功率をアップさせるポイントを押さえておきましょう。

時効の援用の成功率をあげるポイントは「個人信用情報の事前取得」「届いた請求書や督促状は捨てずに保管する」「借金問題に詳しい専門家を探す」の3点。それぞれのポイントの詳細や注意点などをしっかりと把握して、借金問題のゴールへ近づきましょう。

>>時効の援用を成功させる対処法について詳しく知る

時効の援用後もクレジットカードは作れる?

クレジットカードを持っていると便利なシーンは日常生活でたくさんあるからこそ、時効の援用をしてもクレジットカードを作れるのかは気になるところです。

時効の援用をすると、債権者によっては信用情報機関に「滞納した借金を返済しなかった」という事故情報が記録され、いわゆるブラックリスト入りの状態になります。そのため、基本的には信用情報機関に情報が掲載されている間はクレジットカードを作ることはできません。

けれど、時効の援用後でもクレジットカードを作れる方法がいくつか存在します。ブラックの状態でクレジットカードを作るポイントについて詳しく見ていきましょう。

>>時効の援用後のクレジットカードの作り方について詳しく知る

時効の援用後に車のローンを組める?

時効の援用が成立すると、信用情報には基本的に借金を完済したという記録が残ります。ただし、債権者によっては「借金を回収できなかった」という旨の内容で届け出をすることもあり、そういった記録が信用情報に残っていると、車のローン審査で不利になる可能性も考えられます。

また、時効の援用以外の解決手段として債務整理という選択肢もあり。将来的に車のローンを組みたいならどちらを選んだほうがいいのか、車のローンを払えずに時効の援用を行なった場合の自動車検査証の名義変更について解説します。

>>時効の援用後に車のローンが組めるのかについて詳しく知る

家族が債務者本人に変わって時効の援用の手続きを行なえる?

借金は債務者本人だけでなく、家族にも影響する問題です。一方で、時効の援用や債務整理は、連帯保証人や借金を相続した家族でない限り、本人に代わって手続きを進めることはできません。

手続き以外のことであれば、本人以外の家族が専門家に相談することは可能です。家族の借金が発覚したときの対処法や承諾なく保証人にされていたときの対応などについて解説しています。

>>時効の援用は債務者本人以外でも行なえるのかについて詳しく知る

借金問題の解決に向けて知っておきたいこと

借金に苦しむ日々から解放されたい人のために、借金問題の解決に向けて知っておきたいポイントをまとめました。債務者本人はもちろん、家族の借金に悩んでいる人もぜひ参考にしてみてください。

個人再生

個人再生は債務整理の1つで、借金を減額してもらう法的手続きのことです。裁判所に申し立てをして認めてもらうと、借金をおよそ5分の1にまで減額することができます。

自己破産と違って借金を全額なくすことはできませんが、一定の条件を満たせば家や車を手放さずに手続きを進めることが可能。個人再生を検討する場合は、手続きで不利になるポイントや注意点、個人再生後も返済が難しいときの対応などについてしっかり押さえておきましょう。

>>個人再生後に返済が難しい場合の対応や滞納リスクについて詳しく知る

過払い金請求の時効期間

テレビCMで「過払い金」という言葉を耳にしたことのある人もいるでしょう。過払い金とは本来払う必要のなかった利息まで返済しているケースで、貸金業者に対して過払い金を請求することで払い過ぎた分を取り戻すことができます。

ただし、過払い金にも借金と同様に時効があるため、請求できる期間が過ぎていないか注意が必要です。過払い金を請求できる期間や範囲、完済前に過払い金を請求するデメリットなどを解説します。

>>過払い金を請求できる期間や範囲について詳しく知る

借金は苗字を変えれば踏み倒しできる?

苗字を変えれば貸金業者の自分の居場所を把握されずに済むと考えたことのある人もいるかもしれませんが、実際はそう簡単にいかないことがほとんどです。

その理由の1つが、貸金業者は債務者の戸籍を調べる権利を持っており、戸籍から新しい苗字を特定することができるためです。そのため、苗字を変えたからといって借金を踏み倒せる可能性は低いと言えるでしょう。

苗字を変えても借金の踏み倒しが難しいそのほかの理由をはじめ、一緒に住所も変更した場合のケースや借金を踏み倒すことのリスクを解説。また、借金問題を根本的に解決する方法についても紹介します。

>>苗字を変えても借金から逃げられない理由について詳しく知る

借金の最終返済日が分からない

時効が成立しているかを検討するには最終返済日の情報が必須ですが、なかには最終返済日が分からないという人もいるでしょう。ただ、最終返済日が分からないからと言って、時効の援用を諦める必要はありません。

最終返済日がいつなのか分からない人に向けて、調べ方をいくつか紹介。また、時効の中断(更新)の可能性や時効成立前に時効の援用の手続きを進めるリスクについてもまとめています。

>>借金の最終返済日の調べ方について詳しく知る

法律で禁じられている借金の取り立て行為

借金の取り立てというと、テレビドラマなどの影響で「玄関前や電話で怒鳴られる」「玄関のドアに張り紙をされる」「早朝や深夜に取り立てがくる」などの怖い印象を持っている人も多いかもしれません。ただ、これらの取り立て行為は貸金業法で禁止されています。

そのほかの法律で禁止されている取り立て行為や違法行為に対する罰則を紹介。また、違法な取り立てを受けたときの対処法や借金取り立ての悩みを解決する方法などをまとめました。

>>違法な借金の取り立て行為や対処法について詳しく知る

ヤミ金からの借金にも時効はある?

正規の貸金業者から融資を受けられず、いわゆるヤミ金に手を出した人もいるでしょう。ヤミ金は営業許可を取得した正規の貸金業者ではないため、法律上ではヤミ金からの借金に返済義務はありません。

ただし、そもそも法律に違反して貸金業を営んでいるヤミ金に対し、法律を主張したとしても取り立てが止む可能性は低いでしょう。時効についてもヤミ金が法を順守するとは考えられないため、ある意味でヤミ金からの借金には時効が存在しないと言えます。

ヤミ金からの借金の対処法を紹介しているので、借金に悩んでいる人は参考にしてください。

>>ヤミ金からの借金にも時効は適用されるのかについて詳しく知る

法律事務所・裁判所から郵便が届いたときの対処法

借金を返済できないからと放置していると、法律事務所や裁判所から督促状が届く場合があります。法律事務所や裁判所から郵便が届いたら、まずはすぐに内容を確認しましょう。配達時に留守にしていて不在通知が入っていた場合も、必ず受け取るようにしてください。

ただし、法律事務所からの連絡だからといって、焦ってこちらも連絡するのは避けた方が良いでしょう。なぜなら、弁護士に連絡することで時効が中断される可能性があるからです。

法律事務所や裁判所から郵便が届いた場合の対処法や本物か確かめる方法を解説します。

>>法律事務所・裁判所からの督促への対応について詳しく知る

借金を返せないときはどうしたらいい?

借金を返したい意思はあっても、いろいろな事情で返済が難しいこともあるでしょう。ただ悩んでいるだけでは借金が膨らむばかりなので、借金問題を解決する方法として「時効の援用」「債務整理」を紹介。それぞれのメリットや注意点について解説します。

また、借金を返さないと起きるトラブルや借金を返せないときにしてはいけないNG行為、違法な取り立てへの対応についてもまとめているので、借金に悩んでいる人は参考にしてください。

>>借金の返済に悩んだときの対応について詳しく知る

借金は100万円から「やばい」

一般的にやばいとされる借金のボーダーラインが100万円です。その理由としては「利息の負担の大きさ」「完済までの期間の長さ」「金銭感覚がぶれる原因になる」の3つがあげられます。

それぞれの理由について詳しく解説しながら、借金が100万円以上になった場合に想定される最悪の結果や対処法をまとめました。また、100万円以下の借金だからといって油断できないケースについても詳しく見ていきます。

>>借金が100万円から「やばい」とされる理由について詳しく知る

おまとめローンを利用するデメリットとは?

複数の会社から借金をしていて返済が苦しい、会社ごとに返済期日や返済方法を管理するのが大変、という多重債務者にとっての救済手段となるのが「おまとめローン」です。

ただ、おまとめローンの便利な点にばかり注目して利用すると、後悔してしまう可能性があります。おまとめローンの利用を検討している人に向けて、知っておきたいデメリットや注意点などをまとめました。

>>おまとめローンの利用によるデメリットや注意点について詳しく知る

遅延損害金について

借金を滞納すると遅延損害金が発生し、元金や利息とは別に支払う必要があります。そもそも遅延損害金が何かというと、約束した期日までに借金を返さなかったことへのペナルティのようなものです。

遅延損害金についてしっかり理解しておかないと、支払い総額の負担が大きくなって高額な請求につながる可能性があります。遅延損害金はまず発生させないことが大切なので、遅延損害金を回避するポイントについても押さえておきましょう。

>>遅延損害金と利息の違いやデメリットについて詳しく知る

株式投資で借金は発生する?

資産運用として株式投資を検討しているものの、株で失敗して多額の借金を背負わないかが気になって一歩踏み出せない人もいるでしょう。実際のところ株式投資で借金ができるのかについては、正しく運用していれば損失が発生したとしても限りがあるので、株で借金を背負うことは基本的にはないと言えるでしょう。

ただ、借金ができるリスクがゼロというわけでもなく、株式投資のやり方によっては借金が発生する場合もあります。株式投資を始める前に、株で借金が発生する原因や借金ができたときの対処法について十分に把握しておきましょう。

>>株に失敗すると借金が発生するのかについて詳しく知る

期限の利益について

期限の利益とは、約束した期日がくるまでは借金を返済しなくても良い、という債務者に与えられた猶予期間のことです。ただし、条件によっては返済期日がまだの借金でも一括で返済しなければいけないこともあり、これを「期限の利益の喪失」と言います。

期限の利益が喪失するケースについて、民法上・契約上それぞれの規定を紹介。また、期限の利益の喪失通知が届いたときの対処法や期限の利益の喪失を回避する方法なども解説します。

>>期限の利益が喪失する原因や対処法について詳しく知る

強制執行されるとどうなる?

借金の返済を滞納し続けると、債権者から裁判を起こされて給与や現金などの財産が差押えられる可能性があります。ここで気になるのが、強制執行による周囲への影響です。

強制執行によって家族の財産も差押えられてしまうのか、勤務先に借金を滞納していることが知られてしまうのかについて解説。また、強制執行の流れや強制執行を回避する方法なども紹介します。

>>強制執行で差押えの対象になる財産や周囲への影響について詳しく知る

ブラックリスト入りするとどうなる?

借金やクレジットカードに関する話題で、ブラックリストという言葉を目にしたり耳にしたりしたことのある人も多いはず。「ブラックリストに載る」「ブラックリスト入りする」というのは、信用情報機関のデータベースに自身の悪い情報が登録されることを意味します。「信用情報に傷がつく」というのも、ブラックリストと同じ意味の言葉です。

ブラックリストに載る原因やブラックリスト入りすることで生じる不利益を解説。また、ブラックリスト入りしているか調べる方法やブラック情報を債務者自身が変更・消去できるのかについてもまとめました。

>>ブラックリスト入りする原因と生じる不利益について詳しく知る

債務の承認とは?

借金の時効の可能性を検討するうえで、債務者が注意したいのが「債務の承認」です。債務の承認とは債権者に対して借金の存在を認める行為のことで、消滅時効において絶対に避けたいNG行為になります。

なぜなら借金の存在を認めてしまうと時効が中断してしまい、消滅時効を主張できなくなってしまうからです。そのため、借金の存在を認めたと判断されないように、債務の承認にあたる主な行為についてしっかりと把握しておきましょう。また、債権者から債務を承認したと主張された場合の対処法についても紹介します。

>>消滅時効においてNG行為となる債務の承認について詳しく知る

借金は滞納すると年金も差し押さえられるの?

借金を返済しないまま放置していると、強制執行によって財産が差押えられます。

このとき年金も差押えられるのかについては、法律で保障されている「健康で文化的な最低限の生活を営む権利」に年金が含まれるため、国民年金や厚生年金といった公的年金が差押えの対象になることはありません。ただし、差押えが禁止されているのは、あくまでも「年金を受け取る権利」です。年金が銀行口座に振り込まれた後は預貯金扱いとなり、差押えの対象になるので注意しましょう。

公的年金のほかにも、差押えが禁止されている財産がいくつかあるので紹介します。

>>借金を滞納した場合の年金の有無について詳しく知る

50万円の借金を完済する方法とは?

借金がやばいとされる金額が100万円ですが、その半分の額となる50万円でも返済不能となる可能性があります。少額だからと油断していると、返済がいつまでも終わらない自転車操業に陥りかねないため、注意しましょう。

返済不能になりやすいケースについて紹介しながら、自力で返済するコツについても解説します。また、完済するために押さえておきたいポイントについてもまとめているので、参考にしてください。

>>借金50万円を自力で返済する方法について詳しく知る

200万円の借金を完済する方法とは?

借金が200万にもなると毎月の返済額の負担も大きくなり、本当に完済できるのか不安になる人も多いでしょう。

200万円の借金を自力で返済可能かどうか見極める判断基準をはじめ、自力で返済するコツや完済する方法を紹介。また、返済できずに滞納した場合のリスクについても、しっかりと理解しておきましょう。返済が苦しいと感じたら、少しでも早く専門家に相談するのが解決への近道です。

>>借金200万円を自力で返済する方法について詳しく知る

300万円の借金を完済する方法とは?

200万円までなら努力次第でなんとか返済の目途が立ちそうな数字ですが、300万円にもなると200万以上に返済期間が長くなり、利息の負担も大きくなります。

300万円の借金を自力で返済できるのかの判断基準を見ていきながら、自力で返済するコツを紹介。また、完済するために実践したい方法についてもまとめているので、高額の借金で悩んでいる人は参考にしてください。

>>借金300万円を自力で返済する方法について詳しく知る

400万円の借金を完済する方法とは?

400万円の借金というと年収とほぼ同額という人も多く、かなり高額な借金になります。400万円の借金を抱えてどうすればいいのか分からない場合は、まず現状を把握することが大切です。そのうえで知っておきたい自力で返済するコツを紹介します。

また、返済が難しいからといって支払いを放置した場合のリスクについても解説。借金によっては時効の援用ができるケースもあるため、借金問題に詳しい専門家に相談してみましょう。

>>借金400万円を自力で返済する方法について詳しく知る

妊娠中の借金問題を解決するには?

妊娠は本来おめでたいことですが、借金を抱えている場合はなるべく早く借金問題を解決する必要があります。なぜなら妊娠や出産にはさまざまな費用が発生し、さらに以前のようには働けなくなることで収入が激減する可能性があるからです。

また、なにより借金で母親がストレスを抱えている状態は、お腹の子にもよくありません。妊娠中に借金問題を解決する方法や利用できる公的制度を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

>>妊娠中に借金問題を解決する方法について詳しく知る

自転車操業とは?

借金問題で使われる自転車操業とは、借金を返済するために別の貸金業者から借金を繰り返している状態のことです。自転車は走るのをやめると倒れてしまうことから、やめたくてもやめられない状況を表しています。

自転車操業に陥っている人のなかには、借金の問題に向き合っていないケースも少なくありません。自転車操業から抜け出すには、まず自身の借金と向き合うことが大切です。

自転車操業から抜け出す方法についていくつかまとめているため、自身の借金と向き合いながら解決の糸口を探していきましょう。

>>自転車操業から抜け出す方法について詳しく知る

【借金の種類別】にみる滞納時の影響と時効となる期間

ここでは、借金の種類別によって異なる滞納時の影響や時効までの期間を解説しています。自分にあてはまる借金のシチュエーションの時効期間をチェックしておき、必ず専門家のアドバイスを受けましょう。

クレジットカード

クレジットカードの滞納や未払いを放置してしまうと、強制解約となりカードが使えなくなります。さらに信用情報に滞納情報が記載されるため、他のカードの新規申し込み審査や住宅・車のローン審査に通らなくなります。

未払いが時効になるまでの期間は5年ですが、少しでも支払いをしてしまったり借金を認めてしまったりすると、時効の進行が中断して時効期間が振り出しに戻ってしまうことがあるため注意が必要です。

>>クレジットカードの滞納・未払いを放置するとどうなる?

キャッシング・カードローン

キャッシングやカードローンの支払い期日が過ぎると、返済日の翌日には自宅や携帯電話に連絡が入ります。電話連絡を取らずに放置してしまうと、勤務先に連絡が入ったり担当者が訪問したりすることもあるでしょう。返済が滞ると督促状が届き、延滞から3ヶ月が過ぎると信用情報に事故情報が登録され、他のローン審査に通らなくなってしまうため注意が必要です。

時効が成立するのは最後に支払いをしてから5年ですが、「時効の中断」を行使するために訴訟を起こされるケースがほとんどです。

>>キャッシングやカードローンの時効援用について知る

家賃

家賃を滞納すると、数日後には管理会社や大家から連絡が入り、連絡を無視すると内容証明で督促状や契約解除予告状などの書面が届きます。また、本人が滞納を続けた場合には連帯保証人に連絡がいくでしょう。契約解除後には裁判所に訴えられ、強制退去になることがほとんどです。

時効の成立は5年ですが、滞納分が一括で同時期に時効を迎えるわけではありません。また、最後に家賃を支払ってから5年以上が過ぎていても、債権者に通知をしてはじめて時効の援用が成立するため注意が必要です。

>>滞納している家賃の時効援用について詳しく

医療費

医療費の支払いを滞納すると、病院であれば事務員と相談して分割払いなどの話し合いが行われます。取り交わした約束通りに支払いをしないで放置すると、電話や書面による催促があります。場合によっては、債権回収業者や弁護士が介入してくることもあるでしょう。

医療費の未払いの時効期間は3年です。一般的な借金の時効期間に比べると短いように見えますが、訴訟を起こされると負けて支払い命令が確定する、または督促を放置することで時効の進行が中断して10年の期間が発生するため、事態を悪化させないような対応が大切です。

>>医療費の未払いを放置するとどうなるかを詳しく見る

住宅ローン

住宅ローンの支払いは、初期の場合は滞納してもすぐに支払えば支障はありません。ただし、数ヶ月の滞納が続くと債権者から催告状や督促状が届きます。滞納が続くことで支払える経済状況にないと判断され、任意売却を提案されることもあるでしょう。

住宅ローンの時効期間は、貸主である金融機関や借主の属性が「個人」か「商人」かによって異なります。ただし、時効期間はさまざまなことで中断されることがあるため、自己判断せずに法律の専門家に相談することが大切です。

>>住宅ローンの滞納が続くとどうなる?詳しく解説

携帯電話

携帯電話の料金が未払いになると、2週間程度で料金未納の書面が届きます。携帯電話の利用停止が発生するのは支払い日から約1ヶ月後です。督促を放置したままにしておくと強制解約になるでしょう。解約後も滞納を続けている限り、他のキャリアで新規契約ができません。また、携帯電話会社から委託を受けた債権回収会社から督促が届くことになります。

時効期間は5年ですが、携帯電話の本体の分割払いなど、支払いの起算日が複雑になっている傾向にあります。時効の援用を考える前に、まずは一度法律の専門家に相談するのが無難です。

>>携帯電話の未払いを放置するとこうなる!時効援用までの流れを解説

支払い督促・訴訟の対処法

借金の未払いが続いている間、もっとも注意すべきなのが裁判所からの通知です。業者からの督促状とは異なり、裁判所からの通知を無視してしまうと強制執行を受けてしまいます。訴訟よりも手数料が安く手続きが簡単なため、債権回収業者のほとんどが申し立てを行うでしょう。

訴訟にまで発展すると、簡易裁判所や地方裁判所での裁判となります。そうなると仮差押えや強制執行、担保権の執行など、所持している財産に応じて借金を回収する手続きが取られるため、それぞれに適した対処をしなくてはなりません。

>>支払い督促・訴訟の正しい対処法について知る

養育費

もしも養育費が支払えなくなった場合、家庭裁判所に養育費の減額調停の申し立てをすると、減額が認められるケースがありますが、減額調停が不成立になり支払いが滞ると、養育費差し押さえの強制執行をとられることがあるため注意が必要です。

養育費は、自己破産したとしても義務が免除されることはありません。たとえ離婚から10年以上経っていても、元妻から請求された場合には、時効が成立しないのです。ただし、相手が請求をしてこないときには、時効の援用が適用できることもあります。

>>子どもが未成年の間は逃れられない?養育費の時効の援用

離婚の慰謝料

不倫や浮気、DVなど、精神的な苦痛を受けて離婚が決まるときに相手が主張してくる慰謝料。離婚の慰謝料を請求できる時効は基本的に3年ですが、慰謝料の名目で時効の起点が異なります。「不貞行為が発覚してから」「不倫相手が分かった時点から」「離婚をした日から」など、同じ時効でもカウントする日が異なることを覚えておきましょう。

さらに、不倫をされた側が不利益にならないよう、不倫のケースによっては20年間と長期間にわたり時効が設けられていることもあります。離婚の慰謝料の時効について詳しく知りたい方は、こちらを確認してみてください。

>>離婚の慰謝料と時効の援用の関係性

親の借金・相続した借金

親から相続するのは、プラスの財産だけではありません。ときには「借金」という負の財産を遺したまま亡くなるケースもあります。親の借金は、財産を相続するか、放棄するかによって対応が異なってきます。親が遺したのが借金だけの場合は相続放棄によって返済義務を逃れられますが、不動産などのプラスの資産を持っていた場合、借金の返済義務を負わなくてはなりません。

親が亡くなってから借金返済の督促や通知が届いたとき、どのように対処するのが最適かを知りたい人は、こちらも詳しくチェックしておいてください。

>>親の借金に時効の援用を適用するには?

奨学金

奨学金は住民税や所得税などの税金とは異なり、通常の借金と同じ扱いです。一定期間未払いが続くと時効が適用されます。ただし、日本学生支援機構が貸付けたお金は営利を目的とした貸金とは異なるため、時効期間はクレジットカードやローンよりも長いことを知っておきましょう。

営利を目的とした貸付けでない以上、時効の援用の捉え方も少しちがいます。また、未払いが続くと信用情報機関のいわゆる「ブラックリスト」載ってしまい、完済後も他の金融機関からお金を借りられなくなるため注意が必要です。

>>奨学金が払えないとどうなる?時効の援用について詳しく

無視して大丈夫?債権回収会社のキホン知識

債権回収会社とはどのようなものなのか、基礎知識をまとめています。督促を無視しても問題ないのか等、借金問題に悩んでいる人はぜひチェックしてみてください。

借金が消滅する?
時効の援用とは
借金の返済義務を無くすことができる手続き、時効の援用についてまとめているカテゴリーです。
時効援用の方法
~知っておきたい
3つの手続き~
時効の援用手続きには、大まかに分けて以下のような3つの種類があります。それぞれ詳しくまとめてみました。
消滅時効の援用を代行してくれる専門機関まとめ
貸主対応や失敗のリスクなど、時効の援用につきまとう不安を回避できる相談先を紹介。
借金の滞納・未払いとその時効について
借金の種類ごとに、未払い・滞納を放置するとどうなるか、どのくらいで時効になるか、解説しています。
無視して大丈夫?債権回収会社のキホン知識
債権回収会社とは何なのか、督促状などが送られてきた場合どう対応すべきか、まとめてみました。
弁護士と司法書士の違いとは?
時効の援用について、弁護士と司法書士に依頼できる内容や範囲の違いを分かりやすく解説。