借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
イオングループの「エー・シー・エス債権管理回収」の特徴・主要取引先(貸主)の情報を紹介しています。
エー・シー・エス債権管理回収は、イオンファイナンシャルサービスの子会社です。
クレジットカード事業・銀行業・電子マネー事業などを取り扱うイオングループの一員で、親会社や系列会社のノウハウと資金力が強みの会社です。
業務内容は、個人向け債権(一般の人がする借金)の回収委託(貸主の代わりに集金)、公共料金・携帯電話料金・通信販売代金などの集金代行以外にも、クレジットカードや住宅ローンの債権(借金を回収する権利)の買い取りを行っています。
全国に営業拠点を設けていて、平成28年時点で8拠点ありました。以前は、新潟や広島にも拠点がありましたが、新潟センターは東京センター(千葉県)に、広島・高松センターは大阪センター(大阪府)に統合されています。
平成19年にはプライバシーマークを取得し、平成26年に従業員の横領事件が発覚した際もきちんと公開・対策しています。サービサー(債権回収)業界では当たり前の個人情報保護だけでなく、社内のこともしっかり管理できるよう徹底しているそうです。
主な取引先(貸主)は、イオンクレジットサービスです。
イオンのクレジットカードの未払い金回収だけでなく、電力会社や携帯電話料金の未払い金回収も委託されて行っています。
「エーシーエス債権管理回収」という点がない会社名で架空請求を行う詐欺業者もいるようなので、未払いをした心当たりがない方は、公式サイトに記載されている電話番号に連絡して確認してくださいね。
催告書や通知書が届いたら、絶対に放置してはいけません。口座が凍結させられたり、遅延金など余計なお金を支払わなければいけなくなったり、さらに状況が悪化することになります。電話の着信があった場合も同様です。
時効の成立は待てばいいというものではありません。当然ながら債権回収会社側も、時効成立をさせないために対策をしていますし、そもそも時効を成立させるためにはさまざまな準備が必要になるため非常にハードルが高くなります。
ただ、分割支払いや債務整理など、負担を軽くする方法はいくらでもあります。またタイミングによっては時効の成立を間に合わせることもできるかもしれません。すぐに支払いなどの対応ができない場合には、専門家への相談をしましょう。法律事務所や司法書士事務所には、借金に関して無料で相談をしてくれるところがあります。時効の成立だけに限らず、借金問題の解決策を提示してもらえますので、一度話を聞いてみるのがよいでしょう。
エー・シー・エス債権管理回収は、以下4つの事業を行う債権回収会社です。
商号 | エー・シー・エス債権管理回収株式会社 |
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会社設立日 | 平成11年2月16日 |
営業許可年月日 | 平成11年11月29日 |
許可番号 | 法務大臣許可第27号 |
資本金 | 6億円 |
株主 | イオンフィナンシャルサービス株式会社100%出資 |
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弁護士費用 1社3万9,800円