JCBカードにおける支払い遅れと対策

このページでは、JCBカードの利用者が支払い困難になったり返済が遅れたりした場合のリスクと対処法を解説しています。

JCBカードの支払い遅れが発生した場合の流れ

JCBカードとは？

日本で生まれたクレジットカードの国際カードブランドです。商業施設などが提供しているクレジットカードの多くが採用しています。加盟店であれば海外でも利用できますが、日本国内に加盟店が多いため、国内で利用する上でメリットが多い特徴があります。

JCBカードの支払い遅れが発生した場合はどうなる？

JCBカードは他のクレジットカードと同じく、ショッピングで利用した支払い分は指定日に口座から自動的に引き落とされます。

口座に入金し忘れて引き落とされなかったなどで支払いが遅れてしまった場合、支払期日の翌日からクレジットカードが利用停止になります。利用停止と同時に、以降の遅延損害金も発生します。

支払いが遅れた数日後には、支払い遅延が発生していることを知らせる通知や督促の連絡が、郵便やSMSなどで届きます。支払日に口座から確実に引き落とされるようにするためにも、支払日より前に支払金額を確認し、引き落とし分のお金を入れておかなくてはなりません。

JCBカードの支払い遅れが発生した場合のリスク

利用停止・強制解約

JCBカードの支払いが遅れると、一時的にカードが利用停止となってしまいます。支払いが数日遅れた程度で支払い分を返済し、JCBで入金が確認されれば翌日から再びクレジットカードを利用できるようになりますが、20日以上支払い遅れをすると、残りの支払い分を一括請求される場合があります。

さらに、1～2カ月程度滞納すると、強制解約になってしまう可能性もあるため注意が必要です。

また、滞納が頻発したりサポートセンターからの連絡を無視し続けたりすると、信用性に欠ける利用者として判断され、登録の抹消や強制解約のリスクを招きます。

他のローン審査に通らなくなる

JCBカードで長期滞納してしまうと、金融事故として信用情報機関に記録が残ります。改めて別のクレジットカード会社でカードを申し込んだとしても審査に通らず、クレジットカードを作ることができなくなる可能性が高まります。信用情報はあらゆるローン審査で参照されるため、事故情報が破棄されるまでの5年間は様々なローン審査に通らなくなってしまうため注意が必要です。

JCBカードの支払いが難しい場合の対処法

借金問題に強い弁護士へ相談

カードの支払いが難しいからといって支払いを行わず放置していては、状況の悪化を招くだけです。利用分の金額を用意できない、今後も支払うのが難しそうであれば、速やかに弁護士などの専門家へ相談して、適切な対処を行うことをおすすめします。

弁護士には相談料や依頼料を支払う必要がありますが、費用を工面できない方のために無料で相談できる機関が存在します。弁護士の中には、借金問題について初回の相談を無料で受け付けているところもあります。弁護士費用がなくて困っている方は、これらの専門家を頼ると良いでしょう。

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