~消滅時効の援用で失敗しないために知っておきたいこと~
借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。「時効の援用」とは時効の完成によって、利益を得る人(債務者)が、時効の完成を主張することです。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
このページでは、れいわクレジット管理株式会社とはどのような会社なのか、また同社から通知書が送られてきた場合にはどのような対応をとったらいいのかといったことについて、また同社の基本データなどをまとめています。
れいわクレジット管理株式会社は2019年にMUニコス・クレジット会社(2011年設立)から称号を変更した会社です。
現在は三菱UFJニコスやUFJファイナンシャルグループと資本関係はありませんが、三菱UFJニコス株式会社より会社分割によって承継した債権の回収を行っていることから、「ダイヤモンドクレジット」や「ディーシーカード」「三和カードサービス」「UFJカード」などの会社から借り入れを行ったことがある場合には、れいわクレジット管理から通知書などによって督促を受ける場合があります。
れいわクレジット管理から通知書がきた場合には、まずその内容に心当たりがあるかどうかを確認しましょう。
上記でご紹介した通り、れいわクレジット管理は三菱UFJニコス株式会社から会社分割によってクレジット債権について請求を行っているため、「れいわクレジット管理から借りた覚えがない」と思う方が多いとされています。しかし、三菱UFJ株式会社はさまざまな会社と提携することによってカードを発行しているため、提携している会社から借りたことによって請求が行われている可能性があります。
そのため、心当たりがないからといって無視したり放置しておくことなく、弁護士や司法書士に相談することによって内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
また、通知書の内容に心当たりがあるものの返済が難しい場合には時効の可能性を検討することになります。最後の返済(または借り入れ)から5年以上が経過していることに加えて、これまでに訴訟や支払督促といった裁判の手続きが行われたことがない、ということであれば、消滅時効を主張できる可能性があります。時効の援用の手続きを行うと、これまで負っていた債務が消滅することになるため、支払い義務から免れることができるようになります。
ただし注意したいのが、通知書が届いたからといって内容を確認しようと自分で問い合わせをし、そこで支払いを認めるような発言をしたりすると、債務を承認したことになり時効が中断(更新)する恐れがあります。他にも、借金の一部を振り込んだり、電話で分割払いや減額を依頼したりするのも時効が中断(更新)される可能性があります。時効が更新されると、これまでの時効期間が全てリセットされて再度ゼロからスタートすることになりますので、注意が必要です。
以上のことから、時効の援用に関する手続きを進めたいと考えている場合には、弁護士や司法書士など専門家の力を借りることをまず考えると良いでしょう。通知書が届いたら、できるだけ早く相談して対応方法を考えるのがおすすめです。たとえ時効の援用を主張できない内容だったとしても、返済に関する負担を減らすための方法はさまざまなものがあります。時効の援用が無理だからと諦めてしまわずに、まずは専門家に相談してみてください。
れいわクレジット管理は、以下の事業を行っている会社です。
商号 | れいわクレジット管理株式会社 |
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会社設立日 | 2011年10月創立 |
営業許可年月日 | 記載なし |
許可番号 | 記載なし |
資本金 | 1000万9900円 |
株主 | 記載なし |
特集!時効の援用でまず相談したい頼れる専門機関リスト
弁護士費用 1社3万9,800円(※1)
弁護士費用 1社または2社の場合 11万円
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.公式HPで価格の記載を確認できませんでした。