~消滅時効の援用で失敗しないために知っておきたいこと~
借金には時効がある!
法律で決められた時効期間をすぎれば、「時効の援用」という手続きをすることで、借金の返済義務をなくすことができます。「時効の援用」とは時効の完成によって、利益を得る人(債務者)が、時効の完成を主張することです。手続きについてある程度の知識は必要ですが、最近は検索すればすぐに情報が手に入りますし、手続きをすべて代行してくれる機関もあります。古い借金の返済に困っている方は、ぜひ時効の援用手続きを検討してみてはいかがでしょうか。
予期せぬケガや病気でかかった医療費を滞納した場合、どのようなことになるのか、調べてまとめました。また、医療費が時効になるかどうかについても解説。
医療費に関しては、最初から滞納をしようと考えていたわけではなく、事後の請求で払えなくなってしまうというケースが多いです。
例えば、救急車で搬送されて緊急手術をしたような場合、退院時に全額払えないということは珍しいケースではありません。
実際に医療費の支払いを滞納すると、一般的に債権者からは以下のようなアクションがあります。
医療費の未払いが時効になるまでの期間は3年。普通の借金の時効期間が5年なのに比べると短いともいえますが、上で触れたように訴訟で負ける(あるいは支払い督促を放置する)と、そこからの時効は10年になってしまいます。
また、期間が過ぎている場合でも、自動的に時効が成立するわけでもありません。債権者に通知を送り、時効の旨を伝えてようやく借金は帳消しになります(ちなみにこの手続きのことを時効の援用といいます)。
相手方に送る書式も定められていますので、手続き自体は自分でもできますが、時効条件を満たしていないと事態をより悪化させてしまいます。
少なからず借金問題に関する法的知識が必要となりますので、長期間の滞納・未払いを放置している人は、なるべく早めに借金問題の専門家に相談されてみることをおすすめします。
特集!時効の援用でまず相談したい頼れる専門機関リスト
弁護士費用 1社3万9,800円(※1)
弁護士費用 1社または2社の場合 11万円
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.公式HPで価格の記載を確認できませんでした。